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【がん電話相談から】Ⅰ期直腸がん、手術で取り残し?心配する70代男性 担当医の説明を読み解くと...
【がん電話相談から】Ⅰ期直腸がん、手術で取り残し?心配する70代男性 担当医の説明を読み解くと...2024:12:23:16:27:20
https://www.sankei.com/article/20241119-UCFJ4LHT4NPBTL75PPHSZNFYDI/
◆ 回答 がん研有明病院補佐 大腸外科部長秋吉高志医師
--今年8月、血便が出たため受けた生検で、Ⅰ期の直腸がんと診断。転移はなく、翌月、内視鏡的粘膜下層剥離(はくり)術(ESD)を受けました。術後の病理検査の結果、がん細胞が腸壁に1.6ミリの深さで浸潤し、5層(粘膜、粘膜下層、固有筋層、漿膜(しょうまく)下層、漿膜)のうち粘膜下層までの1ミリは取り切れたが、固有筋層に達した0.6ミリは切除できなかったと説明されました。
「担当医による今後の治療提案は?」
--外科手術か経過観察か、とのことでした。手術は体への負担が軽いロボット支援下手術で行うが、場合によって開腹手術となり、必要なら一時的に人工肛門、状態によっては永久人工肛門になると説明されました。
「手術を勧められているのですか」
--判断を任されています。がんを抱えているのは嫌なので外科手術ができればしたいと話しています。
「多分、担当医の説明が相談者にうまく伝わらなかったのだと思うのですが、取り残しというのは相談者の勘違いだと思います」
--取り残しはない?→→
産経新聞 2024/11/19 09:00