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【がん電話相談から】子宮頸がんⅢ期 現在の治療で根治できると思うのに、主治医が抗がん剤の休薬を検討中2024:10:01:16:05:40

https://www.sankei.com/article/20240917-QWRMFM2RIZPVJKWNOZ3V7XI35Y/


   回答 がん研有明病院 元婦人科部長、瀧澤憲医師

――令和41月に子宮頸部扁平(へんぺい)上皮がんⅢC2期(がんが子宮頸部周囲組織に浸潤し、骨盤と腹部大動脈周囲のリンパ節に転移)と診断され、放射線の根治的照射(外照射と膣腔内照射を併用)と化学療法(プラチナ製剤のシスプラチンを毎週投与)を受けました。

翌年12月に左右両側の肺に多発転移が見つかり、TC療法(抗がん剤のパクリタキセルとカルボプラチンの2剤併用療法)に免疫チェックポイント阻害薬(ICI)のペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)を併用した治療を開始。今年7月まで8サイクル実施した結果、肺転移は数が減って小さくなり、腫瘍マーカーのSCC(扁平上皮がん関連)抗原も3.5から0.9に。

現在の治療を継続すれば根治できるのではと思うのですが、主治医はICIだけでの治療へ切り替えを検討しています。→→

 

産経新聞 2024/09/17 09:00