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乳がん患者の不安に寄り添う大阪国際がんセンターのAIに期待
乳がん患者の不安に寄り添う大阪国際がんセンターのAIに期待2024:09:09:16:07:38
https://ascii.jp/elem/000/004/219/4219836/
乳がん患者の不安に寄り添う大阪国際がんセンターの生成AI。家族が乳がん患者だった経験のある私からすると、とても筋のよいAIの使い方に思える。正確で信頼できる情報を提供できるこのシステムは、不安にさいなまれる多くの乳がん患者を救ってくれるはずだ。
◆乳がん患者は不安に打ち克つため情報をあさり続ける
大阪府立病院機構 大阪国際がんセンターが8月26日に発表したのは、乳がん患者を対象とした「対話型疾患説明生成AI」だ。AIアバターと生成AIチャットボットを組み合わせた対話型システムで、乳腺・内分泌外科(乳腺)の外来初診患者は、診療前の自由なタイミングで疾患の説明に関する動画を視聴したり、疑問点をテキスト/音声入力の対話形式で生成AIに質問したりできる。
すでに8月から運用を開始しており、生成AIとの対話で病気や治療法への理解を深めたあとに、医師の診察を受けることができるという。
(関連記事:乳がん患者の質問に答える「生成AI対話システム」運用開始、大阪国際がんセンター https://ascii.jp/elem/000/004/219/4219342/)
現在、約300種類の質問への回答が可能で、患者が来院前に疾患と治療法に対する理解を深められるほか、医師が1~2時間かけて行なっていた疾患の説明を、生成AIに代替させることができる。(文/ 大谷イビサ)→→
ASCII 2024/09/05 11:00
◆大阪国際がんセンター プレスリリース 2024/08/26
https://oici.jp/hospital/news/7511/