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悪性黒色腫(メラノーマ)の再発リスクを低下させる新たな治療法:8年間の追跡調査結果2024:07:08:15:34:17

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c6698a0b8f1fe352fb0c49732153eed6811d6b9a


【黒色腫治療における画期的な長期追跡調査】

皮膚がんの一種である悪性黒色腫(メラノーマ)は、早期発見・早期治療が極めて重要です。特にステージIIIの黒色腫患者さんにとって、手術後の再発予防は長年の課題でした。しかし、近年の研究により、術後補助療法の分野で大きな進展がありました。

NEJM誌に掲載された最新の研究結果によると、ダブラフェニブとトラメチニブという2つの薬剤を組み合わせた治療法が、ステージIIIBRAF V600変異陽性黒色腫患者さんの再発リスクを大幅に低下させることが明らかになりました。この治療法は、がん細胞の増殖に関わるBRAF遺伝子とMEK遺伝子を同時に標的とする画期的なアプローチです。(大塚篤史 近畿大学医学部皮膚科学教室 主任教授)→→


YAHOO! JAPAN ニュース 2024/07/08 11:30