がん関連ニュースヘッドライン > がん細胞だけを狙い撃つ「第5のがん治療法」BNCT、治療効果は高いが普及のテンポが遅い理由

がん細胞だけを狙い撃つ「第5のがん治療法」BNCT、治療効果は高いが普及のテンポが遅い理由2024:07:08:15:32:57

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81891


→→第5のがん治療法といわれるBNCTとアルミノックス治療は、どちらも「再発頭頸部がん」で保険適用される。つまり、外科手術や放射線治療、化学療法などの〈標準治療〉を受けた上で、がんが再発した場合に受けられる治療法だ。「〈標準治療〉を尽くして、もう手立てがない」ではなく、次の一手が登場したとも言える。このうちアルミノックス治療の仕組みは、がん細胞に特異的に結合する薬剤を患者に投与し、患部にレーザー光を当てることでレーザーと反応させ、がん細胞だけを壊すというもの。対してBNCTのほうは、がん細胞に取り込まれやすいホウ素の同位体を含んだ薬を投与した後、中性子線を照射、中性子とホウ素が反応してα線という放射線の一種とリチウム粒子が発生し、2つのエネルギーによってがん細胞が破壊されるという仕組みだ。→→


JBpress 2024/07/04