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小細胞肺がん余命を3倍に延ばす...革新的治療薬を米FDAが認可2024:07:08:15:15:00

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/health/356569


 FDA米食品医薬品局が肺がん患者のための革新的な治療法を承認し、ニュースになっています。

 小細胞
肺がんSCLC)は、肺がんの中でも進行と転移が非常に速く、転移しやすい悪性度の高いがんとされています。喫煙により発症することが多く、中高年の男性に多い肺がんでもあります。アメリカでは毎年約35000人が小細胞肺がんと診断されていますが、発見された時には肺の外に転移しているのが通常だといいます。
 小細胞肺がんの治療法は過去数十年間、ほとんど進歩していませんでした。化学療法と
免疫療法を組み合わせた治療がありますが、一度治癒しても95%の確率で再発するというデータもあります。
 しかし、今回承認されたアムジェン社の新たな免疫治療薬タルラタマブは、これまでの治験では、患者の余命を3倍に延ばし、服用後の生存期間の中央値は14カ月と報告されています。また薬を投与された患者の4割に効果があったとのことです。【シェリーめぐみ】→→


日刊ゲンダイDIGITAL 2024/07/01 06:00