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【がん電話相談から】77歳の母、胃がんⅠ期 手術で弱らないかと心配です
【がん電話相談から】77歳の母、胃がんⅠ期 手術で弱らないかと心配です2024:03:24:10:38:46
https://www.sankei.com/article/20240312-ZDQFVY6BNNMZZDUUNS4TYNDFSY/
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回答 がん研有明病院院長補佐 胃外科部長、布部創也医師
--昨年10月、人間ドックで母の胃の噴門部にがんが見つかり、内視鏡的粘膜下層剝離(はくり)術(ESD)を受けました。がんの深さは0・8ミリで胃壁の粘膜下層にとどまるT1bと診断され、脈管侵襲(がん周囲のリンパ管や血管にがん細胞が入り込むこと)はありませんでした。悪性度が比較的低い分化型で、胃底腺粘膜型とも言われました。
「医師は噴門部と説明しましたか?」
--胃の入り口と聞きました。噴門部は以前の別の先生に聞きました。
「噴門部とは胃の入り口のことで、胃と食道の境目に当たる部位です。しかし、お母さんが患う胃底腺型はもう少し胃の中に入った所にできる病変。入り口というよりは食道にかからない胃の上部にできた病変だと思います。がんの深さは粘膜より1つ下の粘膜下層にとどまっており、比較的軽めな潜り方です」
--専門病院での治療を希望し病院を替えたばかり。主治医の説明前ですが、今後の治療は? →→
産経新聞 2024/03/12 09:00