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日本人がん患者の遺伝子変異の全体像判明 国立がん研が初の5万人ゲノム異常解析2024:03:31:10:45:54

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国立がん研究センター研究所は欧米人などと異なる日本人のがん遺伝子変異の全体像が明らかになったと229日に発表した。「がん遺伝子パネル検査」で得られた約5万人の患者のデータを活用し、遺伝子の変異を解析。がん治療薬の標的となる変異があった割合は平均で約15%だったという。遺伝子変異などを明らかにして治療効果が高いと見込める薬を選んで治療する「がんゲノム医療」に貴重なデータを与える成果で、国立がん研は今後も解析を続けて治療成績の向上につなげたいとしている。(内城喜貴 / 科学ジャーナリスト) →→

 

Science Portal 2024/03/25