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【がん電話相談から】前立腺がん、ステージⅣの治療は? 「トリプレット療法」がお勧め2024:02:28:14:59:54

https://www.sankei.com/article/20240220-QAS43RPETBPB7KA3VPCQXH7QGM/

 

   回答 がん研有明病院 泌尿器科 化学療法担当部長、湯浅健医師

--腰痛がひどく、昨年10月に整形外科のMRIで前立腺がんの骨転移が疑われるとの診断。12月に大学病院でステージⅣの前立腺がん、臓器転移はないが、仙骨転移があると分かりました。前立腺左斜め半分に腫瘍が判明。PSA(前立腺特異抗原)値は62、グリーソンスコアは4+5の9で悪性度が高いものでした。

「診断時にがんの転移が認められる転移性ホルモン感受性前立腺がんでしょう。治療にはアンドロゲン除去療法(ADT)薬(LH-RHアンタゴニスト製剤)などが使われていますが、近年は新規ホルモン剤を初期治療で使うことが多くなっています。主治医からはどんな治療方針を」

--LH-RHアンタゴニスト製剤のデガレリクス(商品名ゴナックス)などのホルモン治療か、新規ホルモン剤ダロルタミド(同ニュベクオ)と抗がん剤ドセタキセルの併用療法かを提示されています。→→


産経新聞 2024/02/20 09:13