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薬で救えるはずの命が失われる小児がんの過酷な現状、日本の非常識ルールが廃止されても残る課題
薬で救えるはずの命が失われる小児がんの過酷な現状、日本の非常識ルールが廃止されても残る課題2024:02:28:14:45:29
https://diamond.jp/articles/-/338815
■小児がんは70~90%治癒も 希少がんゆえの厳しい課題
かつては「不治の病」と言われていたがん。しかし今では、治療の進歩や新たな治療法の登場によって「治る病」へと変化している。特に小児がんの10年生存率は70~90%に達しており、大人を含む全体の10年生存率が46%なのに比べてかなり高いことが、去る1月、国立がん研究センターの集計によって初めて明らかにされた。
さらに、診断から5年以降は生存率が低下しにくいことから、5年を超えれば長期生存の可能性も大人以上に高いことがわかった。これは、がんの進行が極めて速い反面、成人のがんと比較して化学療法や放射線療法の効果がかなり高く出るという小児がんの特性に加え、現場の医師らの涙ぐましい努力と工夫の賜物に他ならない。(医療ジャーナリスト
木原洋美)→→
DIAMOND online 2024/02/14 19:00