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膵臓がんはかつての予測よりもはるかに多く発症している 【教えて放射線治療 ドクター黒崎に聞く】
膵臓がんはかつての予測よりもはるかに多く発症している 【教えて放射線治療 ドクター黒崎に聞く】2024:01:31:15:05:41
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/280000
全国統計によると、膵臓がんは現在死因第4位(女性では3位)、年間4万人弱が亡くなっています。一方、発症者は4.5万人弱なのでいかに、難治性なのかがわかります。
ちなみに、公益財団法人がん研究振興財団は定期的に「がんの統計」を出していますが、2005年の予測では2025年の膵臓がんの患者数は2万人程度でした。つまり、20年前の予測よりはるかに多くの膵臓がん患者が発生し、亡くなっています。2014年時点ですでに3万を超えていました。
こうした急激な膵臓がんの罹患者数、死亡者数の増加を受けて、膵臓がんに対する放射線治療のウェートも大きくなっています。2022年の1年間に私が勤務する江戸川病院放射線科では延べ183人が入院されましたが、うち29人が膵臓がんの患者さんでした。~
日刊ゲンダイヘルスケア 2024/01/30