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【がん電話相談から】子宮体がん 繰り返す再発 再手術か放射線+化学療法どちらを選べば?
【がん電話相談から】子宮体がん 繰り返す再発 再手術か放射線+化学療法どちらを選べば?2024:01:31:14:39:16
https://www.sankei.com/article/20240116-VNRVFUBKLVNLDE36GGJTIM7BP4/
◆ 回答 がん研有明病院 元婦人科部長 瀧澤憲 医師
--令和3年、早期(ステージⅠA)の子宮体がんを腹腔(ふくくう)鏡手術(子宮と両側卵巣・卵管摘出)で治療したものの、その翌年、膣(ちつ)断端(手術時の切り口)に再発し、5年1月、手術と術後化学療法を受けました。しかし7カ月後の8月、同じ部位に再再発しました。なぜ再発を繰り返すのでしょう。
「なぜ膣断端に再発を繰り返すのか、ですが、子宮切除に伴う膣壁の切除が不十分であったり、手術中にがん細胞がこぼれ落ちて膣断端に生着したり、リンパ管を通って膣壁に潜在転移を起こしたりするなどの原因が想像されます。特に顔つきの悪い子宮体がん(低分化型の類内膜がんや漿液性腺がんなど)ではこうした懸念があるために、子宮摘出後に膣壁や膣腔内を生理食塩液で洗浄したり、予防的に膣断端への放射線治療が行われたりすることもあります」~~
産経新聞 2024/01/16 09:17