がん関連ニュースヘッドライン > AIを用いた医用画像の多面的解釈 ~肺がん検診画像の価値を拡大する新技術~

AIを用いた医用画像の多面的解釈 ~肺がん検診画像の価値を拡大する新技術~2023:08:31:10:51:50

https://medical.jiji.com/column4/192

 

◆「医」の最前線 AIと医療が出合うとき(岡本将輝・ハーバード大学医学部講師)【第19回】

近年のAI関連技術の発達により、あらゆる医用画像について、その解釈の幅が飛躍的に拡大しつつある。より正確に、より早期に特定の何かを検出するだけではなく、ある疾患を診断またはスクリーニングするために撮影され、読影を経て、当初の役目を終えた画像に対してAIを用いることで、人間の目には識別が困難な他疾患や異なる病態、リスクの自動検出を付加的に行おうとする事例が多く報告されるようになった。これは、ある意味で従来型の画像検査からのパラダイムシフトでもあり、広く撮影される画像を再利用し、多様な解釈を加えることで、本来得られなかったはずの疾患リスク検出や早期発見が大規模に期待できる可能性がある。今回は、特に肺がん検診における画像の追加的利用に着目した研究事例に触れ、AIが医療にもたらす新たな価値を紹介したい。~~

 

時事メディカル 2023/08/21 05:00