がん関連ニュースヘッドライン > 【がん電話相談から】肺がん切除後に再発、今後の治療は?/分子標的薬を継続し経過観察を

【がん電話相談から】肺がん切除後に再発、今後の治療は?/分子標的薬を継続し経過観察を2023:06:09:16:10:35

https://www.sankei.com/article/20230530-WL6Z3MQ2AZORVOX5VPXNCOKW2M/ 

 

   回答 がん研有明病院呼吸器外科部長 文敏景(ムンミンギョン)医師

Q 55歳女性です。肺がんと診断され、一昨年12月に右肺の下葉切除術と近くのリンパ節郭清(かくせい)術を受けました。令和4年1月から再発予防のため、抗がん剤シスプラチンとビノレルビンによる補助化学療法を開始。同年5月まで4サイクルが完了しました。しかし今年1月の検査で頸部(けいぶ)リンパ節に腫脹(しゅちょう)が見つかりPET(陽電子放射断層撮影)―CT検査で頸部と右肺門部で再発していることが分かりました。2月からアファチニブという薬の内服を開始したところ、一定の効果が出ているようです。今後の治療について助言をお願いします。

 

産経新聞 2023/05/30 08:40