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子宮頸がんワクチンは1回接種でも有効、がん撲滅に大きな後押し
子宮頸がんワクチンは1回接種でも有効、がん撲滅に大きな後押し2023:06:09:16:17:01
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/23/053000269/
2~3回接種と同等の効果を示す証拠が集まる、WHOも1回接種を推奨
~子宮頸(けい)がんは、発症初期には症状がないので「サイレント・キラー」とも呼ばれているが、世界保健機関(WHO)によれば女性がかかるがんとしては4番目に患者数が多く、世界で毎年30万人以上の女性がこのがんで亡くなっている。
子宮頸がんの原因の大部分を占めているのが、ヒトパピローマウイルス(HPV)だ。HPVは性的接触で感染する最も一般的なウイルスの1つで、感染しても顕著な症状は出ない場合が多い。しかし、このウイルスに感染すると、男女を問わず陰部のいぼや多様ながんが生じることもあり、近年では男性の中咽頭がんの増加をもたらしている。
HPV感染を予防するワクチンは2006年に実用化されたが(編注:日本では2009年10月に承認され、使われ始めた)、最近になって新たな展開があった。それにより、「15歳未満の女性の90%にHPVワクチンを接種する」という世界目標が実現するかもしれない。~
NATIONAL GEOGRAPHIC 2023/06/05