がん関連ニュースヘッドライン > T細胞性急性リンパ性白血病 新薬と投薬工夫で生存率上がる 鹿児島大病院

T細胞性急性リンパ性白血病 新薬と投薬工夫で生存率上がる 鹿児島大病院2023:05:28:11:12:08

https://nordot.app/1034013117874635039

 

ALLと呼ばれる白血病の治療で、新薬の使用や薬の投与方法も工夫した結果、生存率が上がることが分かりました。

これは鹿児島大学病院の岡本康裕教授を中心とする研究チームが明らかにしました。

日本では1年間に30代までの若い世代およそ600人が、急性リンパ性白血病を発症しています。そのうちの10パーセント余りが、治療が難しいT細胞急性リンパ性白血病=TALLです。

鹿大病院は小児がんの研究グループと臨床試験を行っていて、TALLを患った0歳から25歳未満の349人に対して、「ネララビン」と呼ばれる新薬を使い、従来の薬の投与方法を工夫しました。その結果、再発せずに3年後に生存している確率が70%から86.4%に上がり、副作用を減らすことにも成功したということです。~

 

MBC南西日本放送 2023/05/24 16:43