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新たながん治療法に道...東京医科大などが血管新生機構を解明2023:04:19:12:07:37

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東京医科大学の中村卓郎特任教授らは、がん研究会(東京都江東区、浅野敏雄理事長)、京都大学と共同で、がんの新たな血管新生機構を解明した。希少がんの胞巣状軟部肉腫(ASPS)で血管形成に関わるエンハンサーと標的遺伝子を特定した。
標的遺伝子には血管形成因子とそれらを運ぶ細胞内輸送促進因子が含まれ、これにより独特な血管構造を作ることが分かった。
創薬研究に向け、この血管形成をマイクロ流体デバイス内で再現することにも成功した。輸送促進因子機能を抑える新しいがん治療法開発が期待される。

ニュースイッチ 2023/04/15