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がんの診断・治療はゲノム医療と新世代コンピューターが個別化治療を実現する2023:04:15:12:18:28

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/278926


がんとは正常な細胞の遺伝子が傷ついてできた異常な細胞が無秩序に増え続ける病気のこと。かつては「病の帝王」と言われ、かかると必ず死ぬと思われてきたが、いまはがんで死亡する確率は、男性で26.7%、女性は17.8%と過去に比べて低くなっている。今後、がんの治療と診断はどうなっていくのか? 医療未来学者である奥真也医師に聞いた。
「がんで亡くなる人はますます減少していくでしょう。現在、がん治療は手術、抗がん剤、放射線治療、免疫療法などの治療法がありますが、いずれかひとつで十分な効果を上げることができるとは限りません。そのため2つ以上の治療法による集学的治療が行われています。今後はそれぞれの治療法の精度が上がり、副作用が少なく、効果のあるがん治療が行われ、治癒する患者さんはさらに多くなると考えます」


日刊ゲンダイヘルスケア 2023/04/07