がん関連ニュースヘッドライン > 「誰一人取り残さない」がん対策を推進 政府、新たな基本計画で緩和ケア充実や検診率60%目指す

「誰一人取り残さない」がん対策を推進 政府、新たな基本計画で緩和ケア充実や検診率60%目指す2023:04:15:12:24:04

https://scienceportal.jst.go.jp/explore/review/20230410_e01/ 


◆内城喜貴 / 科学ジャーナリスト、共同通信客員論説委員

がんは今では国民の約2人に1人がかかると推計される極めて一般的な病気になった。医学や医療の進歩により多くの部位のがんの5年、10年生存率が上がっている。その一方で著名人が若くしてがんで亡くなるとやはり「怖い病気」との印象も与える。そうしたがんを巡り、政府は国の取り組みを定める新たな「がん対策推進基本計画」を決めた。

 新たな基本計画は全体目標として「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す」を掲げた。そして「がんとの共生」などを3本柱に緩和ケアの充実や死亡率を減らすために検診受診率を60%に向上させることを目指している。オンライン診療などのデジタル化を推進するなど、新しい時代に合った内容になっている。~ 


Science Portal 2023/04/10