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2/14 受動喫煙をなくそう2022:02:15:10:03:34

受動喫煙をなくそう
  ロハスライフプロジェクト Vol.28

 岐阜新聞 22/02/14

健康をつくることは、人生をもっと豊かにする。

 元気に長生きするためには、野菜をたくさん食べること、適度な運動をすること、お酒と上手に付き合うこと、定期健診やがん検診を受けることに加え、たばこの煙を避けることも非常に重要です。今回のロハスライフプロジェクトでは、受動喫煙について取り上げます。
 そして「清流の国ぎふ野菜ファーストランチリレー」のゲストは、関市の尾関健治市長です。おすすめのベジランチ(昼食での野菜摂取)等について伺いました。

受動喫煙に注意

 数字:受動喫煙を受けている者が、受けていない者に比べ、 病気になるリスクが何倍か

 たばこの恐ろしい点は、「自分は吸っていないから大丈夫」とは必ずしも言えない点です。自分自身がたばこを吸っていなくても、周囲の人のたばこから立ち上がる煙や、喫煙者が吐き出す煙には、ニコチンやタールなど多くの有害物質が含まれています。これらを吸い込むことを「受動喫煙」と言い、これが続くと病気へのリスクが高まってしまいます 図1 。受動喫煙により脳卒中や肺がん等の疾患になり、命を落としたという方は1年間で約1万5000人に上るという調査結果もあります。

【出典】
「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」国立がん研究センターがん情報サービス
厚生労働省科学研究費補助金循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業「たばこ対策の健康影響および経済営業の包括的評価に関する研究」
  https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/33765