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1/27 食物繊維ががん免疫療法の効果に好影響
1/27 食物繊維ががん免疫療法の効果に好影響2022:01:28:02:43:00
食物繊維ががん免疫療法の効果に好影響
メディカルトリビューン 22/01/27
腸内細菌叢は、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の治療効果に影響を及ぼすことが先行研究で示されている。こうした中、米・University of Texas MD Anderson Cancer CenterのChristine N. Spencer氏らは、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)による治療を受けている悪性黒色腫患者のうち食物繊維の摂取量が多い者では、少ない者と比べて無増悪生存(PFS)が長かったとする観察研究の結果をScience(2021; 374: 1632-1640)に発表した。
5g増加ごとに病勢進行・死亡リスクが約30%低下
これまで、腸内細菌叢がICIの治療に影響を及ぼすことが複数の集団および前臨床モデルにおいて示されている。また、腸内細菌叢の構成には摂取した食物や薬剤などさまざまな環境要因が関与していることも明らかにされているが、食物繊維や市販されているプロバイオティクスの摂取とがん免疫療法の効果との関連については十分に検討されていなかった。そこでSpencer氏らは今回、悪性黒色腫患者438例を対象に腸内細菌叢と食習慣、プロバイオティクスサプリメントの使用との関係について検討するとともに、マウスを用いた前臨床研究を実施した。
https://medical-tribune.co.jp/news/2022/0127543845/
メディカルトリビューン 22/01/27
腸内細菌叢は、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の治療効果に影響を及ぼすことが先行研究で示されている。こうした中、米・University of Texas MD Anderson Cancer CenterのChristine N. Spencer氏らは、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)による治療を受けている悪性黒色腫患者のうち食物繊維の摂取量が多い者では、少ない者と比べて無増悪生存(PFS)が長かったとする観察研究の結果をScience(2021; 374: 1632-1640)に発表した。
5g増加ごとに病勢進行・死亡リスクが約30%低下
これまで、腸内細菌叢がICIの治療に影響を及ぼすことが複数の集団および前臨床モデルにおいて示されている。また、腸内細菌叢の構成には摂取した食物や薬剤などさまざまな環境要因が関与していることも明らかにされているが、食物繊維や市販されているプロバイオティクスの摂取とがん免疫療法の効果との関連については十分に検討されていなかった。そこでSpencer氏らは今回、悪性黒色腫患者438例を対象に腸内細菌叢と食習慣、プロバイオティクスサプリメントの使用との関係について検討するとともに、マウスを用いた前臨床研究を実施した。
https://medical-tribune.co.jp/news/2022/0127543845/