がん関連ニュースヘッドライン > 1/23 切除不能進行肝細胞がん 化学療法 4題

1/23 切除不能進行肝細胞がん 化学療法 4題2022:01:24:04:46:55

日本人切除不能肝細胞癌にTACEとレンバチニブの併用は有望、TACTICS-L試験の最終解析【ASCO GI 2022】
  日経メディカルOncologyニュース 22/01/22
 切除不能な肝細胞癌(HCC)に、肝動脈化学塞栓療法(TACE)とレンバチニブの併用療法は有望な治療効果を示し、安全性も確認されたことが、フェーズ2試験であるTACTICS-L試験の最終解析で明らかになった。

進行肝細胞癌の1次治療にレンバチニブとTACEの併用は生存期間と奏効率を改善【ASCO GI 2022】
 日経メディカルOncologyニュース 22/01/22
 進行肝細胞癌(HCC)の1次治療にレンバチニブと肝動脈化学塞栓療法(TACE)の併用は、レンバチニブ単独に比べて、全生存期間、無増悪生存期間、奏効率を改善し、忍容性もあることが、中国で行われた多施設無作為化比較フェーズ3試験であるLAUNCH試験で明らかになった。


未治療の進行肝細胞癌にアテゾリズマブ+ベバシズマブでPD後もアテゾリズマブ継続投与は有用である可能性【ASCO GI 2022】
  日経メディカルOncologyニュース
 22/01/23
 全身治療を受けていない切除不能な肝細胞癌(HCC)に対し、抗PD-L1抗体アテゾリズマブとベバシズマブの併用療法は、RECISTv1.1による病勢進行(PD)後も臨床的有用性が維持された患者には、アテゾリズマブを継続投与することで、さらに有用性が得られる可能性があることが、フェーズ3試験であるIMbrave150試験の探索的解析で明らかになった。

■AFP高値の進行肝細胞癌へのラムシルマブの有効性と安全性は前治療がソラフェニブ以外でも同様【ASCO GI 2022】
  日経メディカルOncologyニュース 22/01/23
  αフェトプロテイン(AFP)高値の進行肝細胞癌(HCC)へのラムシルマブの有効性と安全性は、前治療がソラフェニブでない場合もソラフェニブだった場合と同様である可能性が明らかとなった。フェーズ3試験であるREACH-2試験の拡大コホートの最終解析の結果示された。1月20日から22日に米サンフランシスコとハイブリッド形式で開催されたGastrointestinal Cancers Symposium(ASCO GI 2022)で、米UCLA Jonsson Comprehensive Cancer CenterのRichard S. Finn氏が発表した。