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1/11 脂肪肝の進行に関与するタンパク質物質を金沢大が特定
1/11 脂肪肝の進行に関与するタンパク質物質を金沢大が特定2022:01:12:06:19:31
脂肪肝の進行に関与するタンパク質物質を金沢大が特定
マイナビニュース 22/01/11
金沢大学は1月6日、「非アルコール性脂肪性肝疾患」(いわゆる脂肪肝)の進行の原因として、細胞の遊走を促すタンパク質の一種であるケモカイン分子「CCL3」が重要な役割を果たしていることを明らかにしたと発表した。
同成果は、金沢大 医薬保健研究域医学系の長田直人講師らの研究チームによるもの。詳細は、ヒトの代謝の側面に関連する全般を扱う学術誌「Metabolism」に掲載された。
脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が蓄積して障害されている疾患であり、その原因の1つとしてアルコールの飲みすぎが知られているが、近年の研究から、ほとんどアルコールを飲まないにもかかわらず、肥満などの生活習慣病に伴って生じる「非アルコール性脂肪性肝疾(NAFLD)」が増加していることが確認されるようになってきたという。
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220111-2247494/
NAFLDには脂肪蓄積しか認めない単純性脂肪肝と、さらに進行して炎症と線維化も生じる「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」があり、NASHから肝硬変や肝がんに進行することも知られている。