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12/6 "効果ある抗がん剤を個人ごとに" システム構築へ 京大など
12/6 "効果ある抗がん剤を個人ごとに" システム構築へ 京大など2021:12:07:06:40:58
"効果ある抗がん剤を個人ごとに" システム構築へ 京大など
NHKニュース 21/12/06
がん患者からがんの組織を取り出して、どの抗がん剤が効果があるのか個人ごとに見つけ出そうという新たな治療システムの構築を京都大学などのグループが目指すことになりました。
これは6日、京都大学と細胞の解析や培養技術を持つ京都市の民間企業でつくるグループが会見を開いて発表しました。
それによりますと、グループはがんの患者からがんの組織を取り出して培養し、複数の抗がん剤を使ってそれぞれの患者にとってどれが最も効果があるかを確かめてから実際に投与する「治療効果予測システム」の開発を目指すということです。
このシステムでは、組織を採取してから1か月程度で適切な抗がん剤の判断ができるということで、まずは大腸がんの患者を対象に実証実験を行い、2年後のシステムの構築を目指ということです。