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10/28 がんの転移を促すたんぱく質、コロナも重症化させる? 薬も開発中2021:10:29:03:59:49

10/28 がんの転移を促すたんぱく質、コロナも重症化させる? 薬も開発中

  朝日デジタル 21/10/28(Yahooニュース)
 がん細胞の肺への転移を誘引している物質が、新型コロナウイルス感染症での肺炎の重症化にもかかわっているとする研究結果を、東京女子医科大の丸義朗(よしろう)学長らのチームがまとめた。肺がんの転移を防ぐために開発中の薬が、新型コロナの重症化予防にも使える可能性があるという。
 この物質は「S100A8」と呼ばれるたんぱく質で、主に肺でつくられ、がんの肺への転移を促すとされてきた。
 大腸がんや乳がんなど、もとの場所にあるがんから特殊な信号物質が出ていて、信号が肺に届くと、このたんぱく質がつくられる。すると、このたんぱく質の作用で、まるで畑を耕すように、もとの場所を離れたがん細胞が根付きやすくなるよう、肺の状態を変化させるという。

  https://news.yahoo.co.jp/articles/ef9af3472f82d6563e1c3b62874694eef77971fc