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8/11 東京都、多摩の病院PFI拡張 難病治療など4施設で2021:08:12:04:03:56

東京都、多摩の病院PFI拡張 難病治療など4施設で
 日経新聞 21/08/11
  東京都は多摩地域の医療拠点を対象としたPFI(民間資金を活用した社会資本整備)を拡張する。既存2病院に加え、がん検査や難病治療を担う2つの医療施設もPFIで整備・運営する。公立病院のPFI活用は他の公共施設に比べて遅れており、「普及の起爆剤になる」と期待する向きもある。

(略)


 このうち、都は3つの病院PFIを展開している。なかでも、多摩地域の高度医療を担う多摩メディカル・キャンパス(府中市)では、基幹病院の多摩総合医療センターと小児総合医療センターの整備・運営を清水建設が主体の特別目的会社(SPC)に一任。合計病床数は1350床と国内最大級の病院PFIとなっている。
 キャンパスは段階的に整備を進めており、既存の神経病院とがん検診センターも29年までにそれぞれ難病医療センター(300床程度)と外来がん検査・治療センターに再整備する。都は21年6月、新設する両センターの整備・運営に加え、先行2病院の運営も一括してPFI化することを正式に決定。7月末に公表した入札公告によると、契約期間は22年4月から44年3月まで。事業費は約789億円を見込む。
  https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC126370S1A710C2000000/