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6/30 難病制度等改正の意見書まとまる、「重症化時点に遡り医療費助成する」との画期的な仕組みを構築―難病対策委員会
6/30 難病制度等改正の意見書まとまる、「重症化時点に遡り医療費助成する」との画期的な仕組みを構築―難病対策委員会2021:07:02:06:26:56
難病制度等改正の意見書まとまる、「重症化時点に遡り医療費助成する」との画期的な仕組みを構築―難病対策委員会
GemMed 21/07/01
6月30日に開催された厚生科学審議会・疾病対策部会「難病対策委員会」と、社会保障審議会・児童部会「小児慢性特定疾患児への支援の在り方に関する専門委員会」との合同会議で、難病等の制度改正に向けた論議が大筋でまとまりました。
例えば、▼患者が重症化した時点にまで遡って医療費助成を行う▼データベースを法律に位置づけ、利活用推進により治療法開発などを促進する▼軽症者のデータ登録を促して「網羅的なデータベース」を構築するために、福祉サービスを簡便に利用できるような登録者証を発行する―などの方針を固めました。厚生労働省は改正法案の作成作業に入り、早期の期国会上程・成立を目指します。
目次
- 1 指定難病患者等が「重症化」した時点に遡った医療費助成、どこまで遡及させるべきか
- 2 「データベース」を法制化し、第三者提供等の利活用を進める
- 3 軽症者のデータ登録メリットを明確化するための「登録者証」を交付
※厚労省 厚生科学審議会 (疾病対策部会難病対策委員会)第68回 配付資料 (21/06/30)