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6/2 コロナ感染後の「抗体量」 がん患者少ない傾向 抗がん剤影響か2021:06:02:18:12:16

コロナ感染後の「抗体量」 がん患者少ない傾向 抗がん剤影響か
 NHK news 21/06/02
  新型コロナウイルスの感染によってできる「抗体」の量は、がん患者では少ないことが国立がん研究センターなどの調査で分かりました。
抗がん剤の治療が影響している可能性があるとする一方で、重症化するリスクに関係するかどうかは分かっておらず「がんの治療を継続し、ワクチンを接種してほしい」としています。

 国立がん研究センターなどの研究グループは、去年8月から10月にかけて、がん患者500人と患者以外のおよそ1200人を対象に、新型コロナウイルスの抗体の量などを調べました。

 その結果、感染の経験があったと言える量の抗体があった人は
▽がん患者で0.40%、
▽健常な人で0.42%とほとんど差がありませんでした。

 一方で、感染したとまでは言えないものの、新型コロナウイルスにわずかにさらされるなどして、微量の抗体が作られたとみられる人もいて、全員の抗体の量を調べたところ、がん患者は患者以外の半分程度になっていたということです。

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210602/k10013064311000.html