がん関連ニュースヘッドライン > 7/10 新型コロナのPCR検査(核酸検査)、検査手法のさらなる明確化つづく―厚労省

7/10 新型コロナのPCR検査(核酸検査)、検査手法のさらなる明確化つづく―厚労省2020:07:11:11:16:23

新型コロナのPCR検査(核酸検査)、検査手法のさらなる明確化つづく―厚労省
 GemMed 20/07/10

新型コロナウイルス感染症にかかる緊急事態宣言は全都道府県で解除されていますが、東京都では新規患者数が7月9日に緊急事態宣言前・中も含めて最多(224名)となるなど、第2波・第3波への備え(感染拡大防止、医療提供体制確保など)が非常に重要な状況です。

前者の感染拡大防止のためには、いわゆる「3つの密(密閉、密集、密接)を避ける」ことを柱とする新たな生活様式への転換が求められています。ただし、市中の状況を見ると「従前に戻ってしまった」感も否めず、国民全体の意識改革が必要でしょう。

後者の医療提供体制に関しては、「感染者の適切かつ迅速な鑑別」や「重症者への入院医療体制確保」などを引き続き進めることが求められます。現時点では、「緊急事態宣言中と異なって、重症者は限られており、医療提供体制は必ずしも逼迫していない」と見られていますが、事態がどう変化するかは見通せません。各地域で、「即座に感染患者を受け入れられる病床」(即応病床)、「通常は一般患者の受け入れを行い、都道府県の要請を受けて感染患者を受け入れ準備に取り組む病床」(準備病床)、「重症化リスクの引く軽症患者を受け入れる宿泊療養施設」などを重症度別に整備していく方針が示されています(関連記事はこちらこちらこちら)。

  https://gemmed.ghc-j.com/?p=34921