がん関連ニュースヘッドライン > 1/27 緩和ケアに学ぶ看護の本質

1/27 緩和ケアに学ぶ看護の本質2020:01:27:04:06:20

 緩和ケアに学ぶ看護の本質
  看護基礎教育で培いたいホスピスマインドとは
  週刊医学界新聞  第3356号 20/01/27

 緩和ケアの実践から浮かび上がる看護の本質とは何か。1975年にカナダで初めて緩和ケア(palliative care)の言葉が用いられて以来,WHOは緩和ケアの推進に積極的に取り組み,世界各国で発展している。「早期からの緩和ケア」が提唱され,近年はがん以外の疾患にも緩和ケアが適用されるなど,対象となる疾患,病期,そして実践の場が広がっている。時代とともに緩和ケアの実践は変化しても,変わらぬケアの本質があるのではないか。

 看護学テキストシリーズ「系統看護学講座」の1冊である『緩和ケア』は,近年変化する緩和ケアの状況に即して,このたび全面改訂が行われた。本書の編集に当たる恒藤暁氏,田村恵子氏と,緩和ケア教育に携わる小山富美子氏の3人が,緩和ケアの現状と課題を踏まえ,緩和ケアの専門性と教育の意義を議論した。

  http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03356_01