がん関連ニュースヘッドライン > 12/23 第一三共、新型抗がん剤が米で承認

12/23 第一三共、新型抗がん剤が米で承認2019:12:24:06:47:28

 第一三共、新型抗がん剤が米で承認
   将来の成長の柱に

  日経新聞 ヘルスケア 19/12/23
第一三共は23日、米食品医薬品局(FDA)から新型抗がん剤「エンハーツ(一般名トラスツズマブ・デルクステカン)」の新薬承認を取得したと発表した。エンハーツはFDAが画期的な新薬として優先承認審査の対象に指定しており、申請からわずか約2カ月での承認となった。第一三共はがん領域を今後の成長の柱と位置付けている。エンハーツを核に米国でがん市場を開拓する。
第一三共の真鍋社長は「抗体薬物複合体(ADC)でトップを目指す」と強調した(17日、都内)
画像の拡大

第一三共の真鍋社長は「抗体薬物複合体(ADC)でトップを目指す」と強調した(17日、都内)

エンハーツは、バイオ医薬品と化学合成医薬品を組み合わせた「抗体薬物複合体(ADC)」と呼ばれる仕組みの新薬だ。従来の薬よりも高い確率でがんを狙い撃ちできるため、治療効果も高い。エンハーツを巡っては今年3月に英アストラゼネカから最大7600億円を受け取る事業提携契約を結んでいる。