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12/6 がんの「画像見落とし」はなぜ起きる? 放射線科医が語る"原因"2018:12:07:10:13:59


 FNNPRIME 18/12/06

健康診断で肺がんを見落とし女性死亡

 東京・杉並にある河北健診クリニックが健康診断で肺がんを見落とし、今年6月に40代の女性が死亡した問題。
 女性は、このクリニックで2014年と2015年に受けた健康診断で、レントゲン写真(胸部X線検査)で右の肺に影があったにも関わらず異常なしと診断され、今年1月の肺がん検診でも異常なしと診断された。
 見落としが発覚したあと、クリニックで同様の検診を受けて、精密検査の必要がないとされた人について再確認したところ、70代の男性2人が肺がんと診断されたほか、60代から70代の男女3人に肺がんの疑いがあることがわかった。
 この他にも画像の見落としは起きていて、医療事故情報を収集している「日本医療機能評価機構」には、2015年1月~2018年3月までに37件の画像見落としが報告されているという。
 なぜ、医療技術が進歩する中、レントゲンやCTなどの画像診断でがんの見落としが起きるのか?また、最近ではAIによる画像診断の研究も進められているというが、実用化されれば見落としは減るのか?
 「レントゲン写真とCTでは画像の見落としが起きる原因が異なる」と指摘する、東京・大田区にある荏原病院の放射線科部長、井田正博さんにお話を聞いた。
  https://www.fnn.jp/posts/00397050HDK