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8/10 骨折治療の患者、抗がん剤を39日連続投与され死亡2018:08:11:06:23:32



 朝日新聞 18/08/10
 山口県下関市国立病院機構関門医療センターは10日、誤って抗がん剤を投与した70歳代の男性患者が死亡したと発表した。連続投与に制限がある薬であることに、医師も薬剤師も気付かずに投与を続けたためとみられる。(略)

 医療事故に詳しい森谷和馬弁護士(千葉県弁護士会所属)は「テモダールは、使用書にも『警告』とただし書きがあるほど副作用の強い抗がん剤だ。他の病院が処方しているからといって、どの治療に使われている薬剤か確認もせずに続けて処方することは、医師としてあり得ない。薬剤師も責任を果たしていない。病院を挙げた再発防止とチェック体制を構築すべきだ」と指摘した。