2018年8月アーカイブ
第3期がん対策推進基本計画の中間評価を2020年度に実施、評価指標の検討始まる―がん対策推進協議会
第3期のがん対策推進基本計画がスタートしていますが、第3期計画を踏まえたがん対策の進捗状況や効果を把握し、第4期計画につなげていくために「事業の評価」(中間評価)が不可欠となります。
8月30日のがん対策推進協議会では、早くも「中間評価」に向けた議論を開始しました。
がん検診受診率、京都で低調 新ポスターでPR強化
セルトリオン 抗がん剤ハーセプチンのバイオ後続品を新発売
第31回がん相談支援センターミニ勉強会
「がん治療中の"イライラ"対処法について~「アンガーマネジメント」を学びましょう!~
日時:2018年
9月12日(水) 14:00~15:30
場所:北館5階大会議室
(八尾市龍華町1丁目3番1号)
講師:五島 大 (八尾市立病院 がん相談支援センター 臨床心理士)
参加無料 (要予約・定員20名)
【お申込み・問い合わせ】
八尾市立病院 2階 ⑥がん相談支援センター または総合案内
臨時開催 今回は女性のみのサロン
「 抗がん剤の副作用について」
講師:化学療法認定看護師 苗代啓子
日時: 2018年9月11日(火)14:00~15:00
会場:八尾徳洲会総合病院 3階会議室
(〒581-0011 大阪府八尾市若草町1番17号)
参加資格: 今回は女性のみのサロン
【お問合せ】八尾徳洲会総合病院 がん相談支援センター 担当:三谷・宮本
072-993-8501 (平日:9:00~17:00)
第5回がん患者と共に学ぶ会
患者さまとご家族が自由に参加し、共に学び、語り合える場です。
講義のあとには茶話会があります。お気軽にご参加ください。
場所 淀川キリスト教病院3階 第1会議室
テーマ 『放射線治療のきほん』
講師 外来化学療法センター がん看護専門看護師 森田公美子
【お問い合わせ】
淀川キリスト教病院(本院)2階 がん相談支援センター(0120-364-489)
がんサロン「さくらの小路」のご案内
がんサロンとは、同じ病気を抱えた患者さんやご家族同士が、同じ立場で自らの体験や日頃の思いをお話しすることで、不安や悩みを和らげることを目的とした交流の場です。 下記の通り、当院にてがんサロンを開催致します。 ぜひ、お気軽にお越し下さい。
がん治療中の外見の変化について 3
~聞いてみよう!頭皮のこと・髪のこと~
開催日: 2018年9月10日(月)14時30分~15時40分
場所: 東館2階 センターホール2
対象: 院内外問わず、がん患者さんとそのご家族
参加費無料、申し込み不要、途中退室可能
お問合せ先:大阪府済生会吹田病院
がん診療推進室 小川・今西
TEL:06-6382-1521(代表)
希少がんの新規治療開発プロジェクトで連携協定-国がんと希少がん患者会ネット
16の希少がん患者会が加盟する患者会ネットワーク
がん治療薬オプジーボ、4割値下げ 薬価の新ルール適用
厚生労働省は22日、がん治療薬「オプジーボ」の薬価を約4割値下げすることを決めた。医療費の伸びの抑制を狙って今年度から導入した薬価見直しの新ルールを初めて適用した。
薬価は通常2年に一度見直されるが、今年度から効能の追加や使い方に変更があった場合は年4回見直せる新ルールが加わった。
今回は、治療に必要とされるオプジーボの投与量が増えたことに伴うもの。現在の100ミリグラムあたり約28万円が、11月から約17万円になる。この日あった中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)で報告された。
https://digital.asahi.com/articles/ASL8R2442L8RUBQU001.html
オプジーボ、薬価37.5%減、用法用量変更で11月から(2018/8/24 訂正)
新薬9成分、13品目も了承、8月29日に薬価収載
第一三共エスファ がん領域のAG事業を積極展開 イレッサAG承認取得 3製品申請中
https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/62247/Default.aspx
大塚製薬は21日、次世代のがん免疫治療法「CAR―T(カーティー)」の研究開発などで大阪大学と組むと発表した。全ての領域のがんを対象に共同で基礎研究を進め、大塚製薬は全世界での臨床試験(治験)や製造・販売を独占的に請け負う。同社は4月にタカラバイオと組み、CAR―T事業に参入すると表明している。阪大と組み対象疾患を増やす考えだ。
CAR―Tは異物を排除する「T細胞」と呼ぶ免疫細胞を強化してがん細胞への攻撃の効果を高める治療法。大阪大学は同治療法で血液がんの一種である多発性骨髄腫の研究を手掛けており、正常細胞を傷つけずに、骨髄腫細胞だけを排除できるのが特徴だという。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3440704021082018916M00/
がん健診 質の管理に目を向けよう
がんを早期に発見し、治療するには、がん検診が不可欠だ。だが、検診での見落としなどが生じている。検診は決められた手順や態勢で行われることが必要なのに、徹底されていないのは、極めて問題である。
検診の質が不十分であれば、がんを見つけて治療につなげることは期待できない。
質を満たさない検診を放置してはならない。国は広く実態を把握して対応してもらいたい。
https://www.sankei.com/life/news/180820/lif1808200005-n1.html
がん用語や制度 医療関係者半数知らぬ項目も
市民医学講座 『知っ得!なっ得! 医学情報』
日時:9/8 (土)14:00~16:00(開場13:30)
場所:大阪市立総合医療センター さくらホール
(大阪メトロ谷町線「都島」駅下車、2番出口から西へ徒歩3分
JR環状線「桜ノ宮」駅下車、東出口から北東へ徒歩7分)
入場無料・申し込み不要、定員250名 手話通訳あり
市民医学講座 知っ得!なっ得!医学情報について(9月8日開催)の詳細
【プログラム 】
第1部
◆味と匂いのよもやま話 ~おいしく食べるために~
耳鼻咽喉科主任部長
愛場 庸雅
◆難聴・めまい ~「生活の質」を向上するために~
耳鼻咽喉科医長 岡﨑 鈴代
第2部
◆かゆみ治療最前線 ~じんましん・アトピー性皮膚炎の最新治療~
皮膚科部長 深井 和吉
◆皮膚がんについて ~ほくろとがんの違いは?~
皮膚科副部長
前川 直輝
【お問合せ】大阪市立総合医療センター 地域医療連携センター
電話06-6929-1221(代)
2018年度第1回がん公開講座「大腸がんの診断と治療」
日時: 2018年9月1日(土)14:00~15:30
場所:吹田市文化会館メイシアター 1F集会室
(〒564-0041 吹田市泉町2-29-1)
講師: 消化器内科 部長 渡辺明彦
外科 副部長 金光聖哲
※参加費無料‣申し込み不要 当日先着順120名
お問い合わせ
淀川キリスト教病院
0120-364-489(地域医療連携センター)
※音声ガイダンスの後に(9)を押してください。
月~金 9:00-17:00/土 9:00-12:00
遺伝性乳がんに国内初の治療薬オラパリブ
PARP阻害薬オラパリブ(商品名リムパーザ)が国内初の遺伝性乳がんの治療薬として、7月2日に承認(適応追加)を取得した。愛知県がんセンター中央病院乳腺科部長の岩田広治氏は、7月30日に東京都で開催されたアストラゼネカ主催のメディアセミナーで講演し、「オラパリブが乳がん治療に登場したことは、治療体系自体が変わる原動力になりうる。BRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術不能・再発乳がん患者が、長生きできる機会が増えた」と期待感を示した。
https://medical-tribune.co.jp/news/2018/0816515414/
機構認定の「専門医」、医療広告の取り扱い検討へ
厚労省が方針
ブロックコポリマーとウベニメクスを用いたDDSで肝臓がん幹細胞を標的化-阪大ら
薬物療法や放射線療法への治療抵抗性を示すがん幹細胞
大阪大学は8月9日、PEG-ポリアミノ酸ブロックコポリマーとウベニメクスを用いた新たなドラッグ・デリバリー・システム(DDS)を構築し、肝臓がん幹細胞の標的化を実現したと発表した。これは、同大大学院医学系研究科の俊山礼志大学院生(卒業生)、今野雅允寄附講座講師、石井秀始特任教授、江口英利准教授、森正樹教授、土岐祐一郎教授らの研究グループと、東京工業大学の西山伸宏教授らとの協働研究によるもの。研究成果は、英科学誌「Oncogene」に公開された。
http://www.qlifepro.com/news/20180816/target-liver-cancer-stem-cells-with-new-dds.html
※関連資料 マイナビニュース
医療機関自ら検体検査を行う場合、12月以降は医師等を精度確保責任者として配置せよ―厚労省
松下記念病院 市民公開講座
日時: 2018年9月1日(土)14:00~16:00(13:30受付開始)
場所: 門真市立文化会館 1階
(大阪府門真市中町2-3)門真市駅または古川橋駅より徒歩10分
加費無料・予約不要
【講演1】14:10~14:40
「がん検診の重要性早期発見のメリット~」
松下記念病院 副院長 消化器内科部長 小山田 裕一
【講演2】14:40~15:05
「どうしたらいい?不安な医療費~知っておきたい制度~」
松下記念病院 医療ソーシャルワーカー小林 佳央里
【講演3】15:15~15:40
「緩和ケアってなあに?その人らしく生きるために~」
松下記念病院 緩和ケア認定看護師 的井 徳子
【問合せ先】 松下記念病院
患者支援連携センター 06-6992-5373
第10回市民公開講座 チラシPDF
吹田市民病院の外科―乳がんと腹腔鏡手術―
日時:9月1日(土)14:00~16:00
場所: 岸部市民センター(多目的ホール)
(〒564-0011大阪府吹田市岸部南1丁目4-8)
内容:
<開会のあいさつ> 市立吹田市民病院 冨永信彦(病院長)
<講演1>「こわくない!乳腺マンモグラフィー -女性技師の立場から-」
村松侑希(市立吹田市民病院 放射線技師)
<講演2>「正しく知ろう、乳がんのこと -予防・健診から治療まで- 」
渡邉法之(市立吹田市民病院 外科)
<講演3>「腹腔鏡手術とは
-消化器疾患(大腸がん・胃がん・胆石・虫垂炎)からヘルニア(脱腸)まで-」
玉井皓己(市立吹田市民病院
外科)
<閉会のあいさつ> 市立吹田市民病院 岡村修 (外科主任部長・地域医療連携部部長)
無料・要申し込み
【申し込み】はがきかFAXにて①氏名(ふりがな)、②郵便番号、③住所、④電話
番号を明記し、
吹田市民病院 病院総務室 市民公開講座係(〒564-8567住所不要)へ。FAXは(06-6380-5825)へ。
*開催1週間前を目処に整理券を郵送いたします。
主催:市立吹田市民病院
共催:吹田市 保健センター
とよなかがんサロンのご案内
患者さんやご家族同士の情報交換が出来る交流の場を月1回開設しています。
奇数月には30分のレクチャーと60分の談話会、偶数月には90分の談話会を行っています。
【日時】平成30年(2018年)8月27日(月)13:30~15:00
【ところ】市立豊中病院 健康教室・会議室
【対象】がん患者とその家族等 ※当院以外で受診中の方も参加可能です。
【内容】談話会(90分)
【参加費】無 料
【申込み】当日午前中まで
【問合せ】市立豊中病院
がん相談支援センター 電話06-6843-0101
岸和田徳洲会病院では、毎月、医療講座を設けております。お申込み不要、入場無料、どなたでもお気軽にご参加頂けますので、直接会場へお越し下さい
◆8/14 (火) 浪切ホール4F研修室1
14:00~15:00 「放射線とがん治療」
放射線科 技師長 多間田
寿士
15:00~15:30 「緩和ケアについて~からだの痛みの緩和~」
がん性疼看護認定 看護師 吉本 訓子
◆8/30 (木) エブノ泉の森ホール2F会議室(大)
14:30~15:30 「胃がんの診断と治療」
外科 副院長 牧本 伸一郎
電話:072-445-9915
和泉市立総合医療センターでは、地域の皆様の健康増進や療養生活にお役立て頂けるようまざまなテーマの医療講演会を開催しています。
事前お申込み不要 ・ 入場無料となっておりますので、お気軽にご参加ください。
但し、定員となり次第入場を締め切らせて頂きますのでご了承下さい。
当日は会場まで直接お越し下さい。
日時:2018年8月9日(木)14:00~
講演:肺がんの外科治療(約60分)
講師:呼吸器外科 富沢健二
会場:和泉市コミュニティセンター小集会室
日時:2018年8月16日(木)14:00~
講演:知ってて良かったMRI検査(約30分)
講師:中央放射線科 溝端 豪正
会場:和泉市シティプラザ地下1階多目的室
日時:2018年8月24日(金)14:00~
講演:大腸がんについて(約60分)
講師:消化器内科 中野 利宏
会場:和泉市シティプラザ地下1階多目的室
日時:2018年8月29日(水)14:00~00
講演:がん治療の進歩、免疫療法について(約60分)
講師:腫瘍内科 福岡 正博
会場: フチュール和泉3階 TRC和泉図書館 集会室1,2
2018年08月分
【お問合せ】和泉市立総合医療センター
地域連携センター 0725-41-1331(代)
■2018年肝臓病教室
大阪医療センターでは、慢性肝炎、肝硬変、肝臓癌などの慢性肝臓病の患者様対象に、肝臓病教室を開催しております。
医師の話のほかに、月により薬剤師・看護師・検査技師・管理栄養士の話もあります。
第1回
○と き 2018年8月22日(水) 15:00~16:15
○ところ 大阪医療センター 防災医療棟2階研修室
大阪市中央区法円坂2-1-14
<アクセス> http://www.onh.go.jp/html/info/access.html
内 容 ①C型肝炎 講師:医師
②慢性C型肝炎とその治療薬 講師:薬剤師
③日常生活の注意点 講師:看護師
○参加について 参加費無料
事前予約制です。外来主治医にお申し出ください。
当院の患者様以外の方は、電話予約をお願いします。
予約が出来なかった場合は、直接会場までお越し下さい。
大阪医療センター 地域医療連絡室 電話(06-6946-3516)
※大阪肝臓友の会
http://osaka.kanzo.org/archive/eid962.html

医療広告ガイドライン、新たなQ&Aを厚労省が提示―厚労省
医療等のデータ連結において、個人の紐づけは「個人単位の被保険者番号」を基軸に―医療情報連携基盤検討会
さまざまな保健・医療・介護データを個人単位で連結し、分析することで、効果的かつ効率で質の高いサービスの提供が可能になると期待されるが、データを連結する際には、新たにいわゆる「医療等ID」のような識別子を発行するのではなく、「個人単位の被保険者番号」を活用して、個人の紐づけを行うことを基本としてはどうか―
7月26日に開催された「医療等分野情報連携基盤検討会」(以下、検討会)では、こういった方針が了承されました。ただし、個人の機微に関する情報が漏えいするリスクを考慮し、セキュリティ対策を万全にすることなどが求められます(関連記事はこちら)。
なお、NDB(National Data Base:医療レセプトと特定健診に関するデータベース)と介護DB(介護保険総合データベース:介護レセプトと要介護認定に関するデータベース)の連結に向けた検討が進んでいますが、ここで「何を用いて個人の紐づけを行うか」は別途、議論されることになります。
がん治療の仕事への影響、「説明している」は4割
がん患者の就労支援における薬剤師の関わり、現状と課題が明らかに
たばこの害2兆円超 がん治療、介護、火災など
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たばこの害による二〇一五年度の総損失額は医療費を含めて二兆五百億円に上ることが、厚生労働省研究班の推計で分かった。たばこが原因で病気になり、そのために生じた介護費用は二千六百億円で、火災による損失は九百八十億円だったことも判明した。
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2018080802000268.html
がん免疫チェックポイント阻害剤、副作用の対応が課題
患者が誤解しやすい「がん用語」を医師が解説 標準治療の正しい意味とは?
富田林病院 医療講演のご案内(要予約)
講演日:平成30年8月25日(土)13:30~受付 14:00開始
講演内容: こんなところに皮膚がんが~意外に多い皮膚がん~
講師: 中川 浩一 (皮膚がんセンター長 皮膚科部長)
会場:富田林病院大会議室
(584-0082 大阪府富田林市向陽台1-3-36)
【お問い合わせ】富田林病院 地域医療連携室
《電 話》 0721-29-1121(内線 471)
《受 付》 平日(月曜日~金曜日) 9時~17時/土曜日 9時~13時 (第3土曜休診)
〒
がん患者、職場でのサポートどうすれば?
地域がん診療連携拠点病院、機能・実績に応じ「高度型」「特殊型」など3分類に―がん診療提供体制検討会
がん診療連携拠点病院に、2019年4月から新たに「医療安全管理部門の設置」などを求めるとともに、同一医療圏で最も優れた病院を「高度型」と位置付ける―。
厚生労働省は7月31日に、こういった内容を盛り込んだ「がん診療提供体制の在り方に関する検討会」(以下、検討会)の報告書(がん診療連携拠点病院等の指定要件の見直しに関する報告書)を公表しました。来年(2019年)4月から、がん診療連携拠点病院等については、新たな要件に基づいた指定が行われます(厚労省のサイトはこちら)(関連記事はこちら)。
がんゲノム医療、保険診療として実施する検査の基本方針了承...運営会議初会合
がん医療水準の「均てん化」を評価する体制構築に向けた がん診療連携拠点病院などの診療の状況を調査 (2014年)
国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センターは、がん診療連携拠点病院を中心とする全国424施設で2014年にがんと診断された患者56万人について、主要な5がん(胃・大腸・肺・乳腺・肝臓)と臓器横断の支持療法で選定した標準診療・検査9項目の実施率と標準診療を行わなかった理由について調査を行った。
本調査は、科学的根拠に基づいた標準診療に対し、各施設で実際に行われた診療を調査することで、がん医療水準の均てん化の評価体制構築へ向けた検討を行うものである。
また、標準診療は患者の状態によっては控える判断をすることも必要であることから、未実施理由の妥当性についても調査を実施した。
「がん診療連携拠点病院等の整備について」(厚生労働省健康局長通知)(平成30年7月31日)
「小児がん拠点病院等の整備について」(厚生労働省健康局長通知)(平成30年7月31日)
が掲載されていました。
大腸がんの治療法選択等に重要なBRAF遺伝子検査、8月から保険収載--厚労省
D004-2【悪性腫瘍組織検査】に、新たに「BRAF遺伝子検査」を対象に加える。ただし、早期大腸がんにおけるリンチ症候群の除外を目的としたBRAF検査を実施した場合には、従前より対象となっているK-ras遺伝子検査・RAS遺伝子検査は併算定を認めない―。
厚生労働省は7月31日に通知「検査料の点数の取扱いについて」を発出し、こういった点を明らかにしました(中医協資料はこちら(厚労省サイト))。8月1日から適用されます。
がん治療において、「A抗がん剤は、特定の遺伝子変異があるがんにはよく効くが、遺伝子変異がない場合にはA抗がん剤の効果は低い」といった知見が徐々に蓄積されてきています。厚労省では、こうした知見を踏まえて、適宜、新たな遺伝子検査を保険導入しており、医学・医療の進歩の恩恵を、我々国民が広く受けられるようになってきています。