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6/2 厚生労働省 第68回がん対策推進協議会
6/2 厚生労働省 第68回がん対策推進協議会2017:06:02:23:37:59
厚生労働省 第68回がん対策推進協議会
2017年6月2日開催
議題 (1)がん対策推進基本計画の見直しについて
(2)その他
●がん対策計画案、大筋で了承...「受動喫煙ゼロ」は調整
読売新聞 2017.06.05付
厚生労働省は2日、新しいがん対策の柱となる第3期のがん対策推進基本計画案を、がん対策推進協議会(門田守人会長)に示し、大筋で了承された。
「がん予防」に重点を置く内容で、その目玉として注目されたたばこ対策では、受動喫煙を飲食店などでゼロにする目標を掲げることで協議会の意見は一致。実際に明記するかどうかは厚労省の判断にゆだねられた。
第3期計画は、2017年度から6年間の数値目標や重点課題を掲げたもので、12年以来5年ぶりの見直し。今夏の閣議決定を目指す。今回は、予防、医療の充実、がんとの共生が3本柱。患者が少ない希少がんや治りにくい難治性がん対策のほか、AYA(アヤ)(思春期・若年成人)世代や小児、高齢者など世代別の支援にもきめ細かく目配りした。
●「2020年までに受動喫煙ゼロ」 厚労省がん対策推進協議会が方針一致 夏にも閣議決定
SankeiBiz 2017.6.2付
国のがん対策の方向性を定める「第3期がん対策推進基本計画」を議論する厚生労働省のがん対策推進協議会は2日、「2020(平成32)年までにたばこの受動喫煙をゼロとする」との方針で一致した。厚労省は協議会委員の意見を受けて基本計画をまとめ、夏にも閣議決定する。
基本計画は、がんの克服を目指すことを全体目標に掲げ、(1)がんの予防(2)がん医療の充実(3)がん患者への支援-を3本柱に施策を進めることとした。対策が遅れがちだった思春期・若年成人(AYA世代=10代後半~30代)や増加する75歳以上の高齢患者への対策について、初めて言及した。実行期間は今年度から平成34年度までの6年間。
●がん 世代に応じ支援を 第3期対策計画案
毎日新聞2017年6月11日付
今後6年間の国のがん対策の指針となる第3期がん対策推進基本計画案(2017~22年度)が今月、まとまった。がん医療の改善を求める患者の声が国を動かし、07年にがん対策基本法が施行されて10年がたち、拠点病院の整備などが進んだ。国民の2人に1人ががんになり、がんとともに生きる人が増える中、次期計画は新たなステージに入ろうとしている。