2017年4月アーカイブ
がんゲノム医療提供、中核・拠点病院の整備を
岡山大「REIC」で肝がん治験 医師主導で5月にも開始

がんゲノム医療提供、中核・拠点病院の整備を
厚労省懇談会が論点を提示
厚労省 「先駆け審査指定制度」に5品目指定
がん治療に関するものは、下記2件です。
■▽SPM-011(再発悪性神経膠腫、切除不能な局所再発頭頸部がん並びに局所進行頭頸部がん(非扁平上皮がん)、ステラファーマ):「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)に用いられるホウ素製剤。
痛みの教室を開催しています(次回日程 4月25日)
内 容
①がんの痛みへの基本的な対処方法に関する学習会(約45分)
②がん患者さん・ご家族での意見交換(約30分)
*学習会(内容①)のみの参加も可能です。
対象
癌患者さんとそのご家族(岸和田市民病院以外の患者さんも参加できます)
日時 2017年4月25日 13時15分~14時30分(開場は13時)
場 所
市立岸和田市民病院 2階外来C 看護専門外来2・栄養指導室
参加について 事前申込不用
詳細は、岸和田市民病院のサイトをご覧ください。
http://www.kishiwada-hospital.com/archives/3416
金沢大学が肝がんと肝炎対策の分野で「WHOコラボレーティングセンター」に指定 -- 肝がん対策での指定は世界初
金沢大学(石川県金沢市)はこのたび、「WHOコラボレーティングセンター」に指定された。これは、世界保健機関(WHO)と協働してWHOの展開するプログラムを実施する組織で、同大は肝がんと肝炎対策の分野で指定を受けた。肝がん対策での指定は世界初、肝炎対策での指定は世界で4番目となる。
メタボ健診低調なら「罰金」増 受診率向上へ施策導入
従業員の健康重視 企業に優遇策検討 政府方針
健康経営を心がける企業の健保組合は、後期高齢者医療制度に基づいて負担する「支援金」を安くすることで優遇。一方で、消極的な企業は負担を重くし、アメとムチを使い分ける。
さらに、健保組合ごとの従業員の健康状態や医療費などを全国平均と比較して企業経営者らに通知し、取り組みを進めるよう求めていく。
※首相官邸 政策会議 4/14「未来投資会議(第7回)」
資料5.厚生労働大臣提出資料
【副作用情報】抗がん剤キイトルーダに心筋炎
厚労省が添付文書改訂を指示
第3期がん対策基本計画、「がんの克服」をスローガンに掲げる--がん対策推進協議会
メディ・ウォッチ 17/04/18付
今年度(2017年度)からの「第3期がん対策推進基本計画」では、『がんの克服』をスローガンとして掲げ、全体目標として▼がん予防▼がん医療の充実▼安心して暮らせる社会の構築(共生)―の3項目を設定し、とくに「1次予防」や「ゲノム医療」「希少がん・難治性がん対策」「緩和ケアの推進」「がん患者の就労を含めた社会的な問題の解決」などを重点分野に定め、精力的な取り組みを行う--。
このような方針が13日に開催された「がん対策推進協議会」で固まりました。
日経メディカルOncologyリポート
腹腔鏡下肝切除術が国内外で大きく進展、膵臓でも始動
上尾中央総合病院 肝胆膵疾患先進治療センター長・消化器外科科長
若林 剛 氏に聞く
2017/4/12 森下紀代美=医学ライター
腹腔鏡下肝切除術が国内外で急速に進展している。きっかけとなったのは、2014年に岩手県盛岡市で開催された第2回腹腔鏡下肝切除術国際コンセンサス会議(ICCLLR2014)。この会議では、2014年8月までに発表された463の論文から、腹腔鏡下肝切除術が行われた計9527症例のデータをベースに検討が行われ、推奨文が作成された。
患者の安全性を確保する観点から推奨されたのは次の3点。切除範囲が大きな肝切除(亜区域切除や1区域切除以上)では前向き全例登録を行うこと、Difficulty score(困難性スコア)を用いて術前に手術の難度を推定し各外科医の技術に合った患者選択を行うこと、術式の標準化と教育組織を構築すること――である。