第6回「吹田市役所ロビーに、【吹田がん情報コーナー】」2014:03:21:13:25:15

吹田ホスピス市民塾 会長 小澤 和夫

吹田市民病院後援のもとに、5月から、毎月2回午後、オープンします。

1.目的:がん患者さん、ご家族及び一般市民の皆さんのお求めに応じ、「がんに関する情報」をお伝え。

2.「がん情報コーナー」でお伝えできること:
(1)セカンドオピニオンの求め方。
(2)がん診療連携拠点病院(大阪府立成人病センター、大阪大学付属病院、吹田市民病院、済生会吹田病院・千里病院、淀川キリスト教病院)の「がん相談室」などの紹介。
(3)吹田市及びその近辺の在宅医の紹介。
(4)訪問看護ステーション、訪問介護ステーション、ケアマネージャーなどの紹介。
(5)行政関係(介護保険課、国民健康保険室、保健センターなど)の紹介。
(6)その他。

3.相談者:当市民塾会員。

○これまでの経緯
①2008年から参加している「吹田みんなの健康展」に来られる一般市民の方の多くが、がん情報を得たいと願ってもうまく入手できないでおられることがわかった。
②昨年5月、「てつやの部屋」で井上哲也吹田市長と懇談。「がん情報サロンを作りた
いと考えている」とお話ししたところ、「市の施設を使って、定期的なコーナーから始めては」との示唆を頂き、さらに吹田市民病院のご支援を頂き、実現の運びとなった。
③「がん情報サロン」の構想は、2年前に「名古屋市がん相談情報サロン・ピアネット」の花井美紀所長を吹田にお招きして、お話しを伺った事がきっかけ。
吹田にも是非と、夢の一つに考えていたものだった。
それが形は違っても、突然降って沸いたような事になって、本当は少し慌てた次第。でも、折角の市長の示唆・・これを逃す手はないと、早速下準備に。
④会員が手分けをして、成人病センターや近隣のがん診療連携拠点病院のがん相談室を訪問して、協力を仰いだ。幸いにして、温かい支援を頂けることになり、患者・ご家族からのご質問を想定しながら、在宅療養支援診療所その他の医療機関の名簿作りなどを始めた。

○これまでも4年前から「吹田がん患者・家族会」で、患者・家族の皆さんと色々なお話
しをしてきたが、対応を誤って市民の信頼を失っては、市長、吹田市民病院などにも迷惑を掛けることになる。そこで、全国展開されている「ピアサポーター研修」も今年から実施することとした。

○更には:近隣の「がん診療連携拠点病院」にがんサロンが設けられるときには支援を願
ってる。

○「がんになっても安心できる吹田の街づくりを」

<2014/03/21 掲載>