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臍帯血移植2011:03:10:17:31:07
白血病や悪性リンパ腫などの治療のため、出産後の胎盤とへその緒に含まれる幹細胞を移植する造血幹細胞移植。臍帯血バンクからの臍帯血を使用します。患者は白血病や悪性リンパ腫細胞の根絶のために大量化学療法や放射線の全身照射を行った後、臍帯血の幹細胞を点滴による静脈注射で体内に入れます。骨髄移植などに比べて、白血球の型(HLA抗原)の一致を必要としないことや、ドナーの心身の負担がないことなど利点が多い半面、生着率がやや劣ることや、体の大きい成人に十分な量を確保するのが難しいなどの難点があります。