経皮的エタノール注入法(PEIT)2011:03:06:05:57:48

超音波で画像を見ながら、腹部の皮膚の上から腫瘍まで特殊な注射針を刺し、たんぱくを凝固させる無水エタノールを注入して、がん細胞を壊死させる方法です。

以前は早期の肝細胞がん治療の中心的な方法でした。がん組織内に隔膜があるなど状態によって、エタノールが腫瘍内に均一に広がらない場合が多く、何度も繰り返し行わないといけないことがあります。

最近では、ラジオ波焼灼療法が治療の中心になりつつあります。しかし太い血管の側などラジオ波治療ができない場合には、エタノール注入療法が行われます。